株なんて昔からある。
いまさら魔術のような儲けテクや、必勝法などあろうはずもない。
でも、時々買ってしまうのが株本の不思議。
そして、タイトルが大げさなのも、株本の特徴である。
本書なんて「鬼則」だもんね。
とはいえ、読んでみると、その内容は「株取引あるある集」。
株ファンのための共感本だ。
こういう判断をやっちゃいけない、的な話が100個も並んでいる。
つまりは、株取引の愛好家ならだれでも経験のある「やっちゃった」がてんこ盛りw
株価暴落の実例も多数紹介されている。
自分がザクッとヤラレタ事例を見つけると、身につまされる感がハンパない。
ただ、事例の解説が後付け的なので、この本を読んだとて、株取引が飛躍的にうまくなることはないと思う。
(よく言われるように、株取引は「一瞬先は闇」。解説が後付的になるのも無理はない。そして、知識があれば、次は対処できる「かもしれない」。)
まあ、私のような「のど元過ぎれば熱さ忘れる」「わかっちゃいるけど、またやっちゃった」タイプにとっては、復習用に一読の価値はあるかな。
復習は復讐(リベンジ)に通ず、てか?
(463文字! ああ、日本ライフライン~w)