500字でまとめよ!

最近読んだ本を500文字以内にざっくり、バッサリまとめてみました。

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

高槻 泰郎 著 『大坂堂島米市場 -江戸幕府vs市場経済- 』(文春新書 2018年7月20日 第一刷発行)

金融デリバティブの発祥はオーサカ・ジャパン。しかも江戸時代に市場確立。すごいぞニッポン。あっぱれ大阪(当時「大坂」)、さすが商人の町! ・・今ではそう称賛される堂島米市場(以下、米市場)だが、その実態は意外と知られておらず、イメージ先行の感…

エドワード ルトワック 著 / 奥田 真司 訳 『日本 4.0 -国家戦略の新しいリアル- 』(文春新書 2018年9月20日 第1刷発行)

「世界的戦略家」ルトワック氏による、日本への提言・未来予測を思わせるタイトルだが、日本について重点的に書かれているのは、全9章の内、第1章のみといってよかろう。 実のところ本書は、巻末の訳者解説によれば、ル氏来日の際に行ったインタビュー及び…