500字でまとめよ!

最近読んだ本を500文字以内にざっくり、バッサリまとめてみました。

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

椿 進 『超加速経済アフリカ』(東洋経済新報社 2021年6月10日 第1刷発行)

内容を一言で表せば、アフリカのイメージを覆す本だ。 灼熱・砂漠・未開・飢餓・・そういったマイナスイメージが、偏ったものであることを、ベストセラー本『ファクトフルネス』の手法を拝借することで(=データ明示することで)払拭して見せる。 例えば、…

橘 玲 『得する生活』(幻冬舎 2003年11月30日 第1刷発行)

このブログでは、基本的に近刊書籍を中心に記事を書いている。 しかし、本書はかなり昔の本だ。古書店でごく安く手に入れたが、内容が面白かったので、例外的に取り上げたいと思った次第。 著者は作家で投資家。そのため、投資や利殖、そのほか生活経済(?…

池上 彰 佐藤 優 『真説 日本左翼史』(講談社現代新書 2021年6月20日 第1刷発行)

「左翼」には謎が多い。 自分の漠然とした認識だと、左翼=社会・共産主義=マルクス。つまり政治・経済上の主義というイメージだ。 しかし、そうだとすると、世の社会主義国がほぼ崩壊した現在、左翼は意味を失ったのでは? 加えて、最近「左翼はリベラルと…