500字でまとめよ!

最近読んだ本を500文字以内にざっくり、バッサリまとめてみました。

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

林 則行 『伝説のファンドマネジャーが教える 図解 株の暴落サインを見抜く方法』(宝島社 2021年3月3日 第1刷発行)

結論を最初に書いておくと、期待はずれな内容であった。 本記事を書いている時点では、よく「株高」という言葉を耳にする。 個人的には必ずしもそうは思っていないが、株価急落も一応考慮に入れておきたい。その思いから本書を購入。 著者の略歴はなかなかス…

西村 秀一 『新型コロナ「正しく恐れる」II 問題の本質は何か』(藤原書店 2021年6月30日 初版第1刷発行)

まじめな学術系の出版社から出た、新型コロナの解説・提言本である。 帯には「呼吸器系ウイルス感染症の第一人者による提言」とある(著者の肩書は国立病院機構のウイルスセンター長)。そのため、内容的には十分信用できるし、良書であると思う。 ただ、こ…

山本 康正 『2025年を制覇する破壊的企業』(SB新書 2020年11月15日 第1刷発行)

米国のIT企業が世界の産業を席巻する未来予想が一冊通して述べられている。 GAFA、そしてテスラ推し。さらに、日本ではあまり知られていない、米国の新興IT企業が次々と紹介される。 その潮流に日本は飲み込まれ、旧来型企業の淘汰は避けられないと語る。そ…

長沼伸一郎 『現代経済学の直観的方法』(講談社 2020年4月8日 第1刷発行)

私は学生時代、経済学を専攻していた。しかし、結局経済のことが良くわからぬまま卒業してしまった。 今はどうか知らぬが、当時受けた講義は「需要・供給曲線」にはじまり、経済を部分的に切り取りモデル化した解説が目立ち、聞いても「だから何?」としか思…