500字でまとめよ!

最近読んだ本を500文字以内にざっくり、バッサリまとめてみました。

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

大内 孝夫 『音大崩壊』(YAMAHA 2022年6月20日 初版発行)

「音大」なるものには全く縁はないが、それゆえ逆に、未知の世界に興味がわく。 それにしても「崩壊」とは穏やかではない。余計に興味がつのる。 インパクトのあるタイトルを目にして、思わず買ってしまった。 しかし読んでみると、中身は薄味。 音大が直面…

的場 昭弘 『資本主義全史』(SB新書 2022年5月15日 初版第1刷発行)

大きく出たタイトルに惹かれ購入。 読んでみると、近世末から現代にかけての産業・資本の発展を時系列的に解説した、壮大な経済史であった。 本書の特徴は、分かりやすさ。 平易な言葉で紡がれた経済の歴史が、一つながりとなって、するすると頭に入ってくる…

大前 研一 『経済参謀 日本人の給料を上げる最後の処方箋』(小学館 2022年4月27日 初版第1刷発行)

本書のテーマは、少子化対策、教育改革、そして道州制的な国家論が3本柱。 とはいえ、内容的には、従来の大前本と大差なし。 経済優先のラディカルな改革案をぶち上げ「なぜ日本は変われないのか」と結ぶ。毎度のお約束。 しかし、高齢者主体で、延々保守政…