500字でまとめよ!

最近読んだ本を500文字以内にざっくり、バッサリまとめてみました。

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

菊池 秀明 『太平天国 -皇帝なき中国の挫折』(岩波新書 2020年12月18日 第1刷発行)

「人類史上最悪の内戦」と書かれた帯に惹かれて、つい手にとった一冊。 太平天国や、そのリーダー洪秀全の名は、歴史の教科書に載っているので、知っていた。 とはいえ、その実情は良く知らない。 キリスト教に感化されたリーダーによる内乱というから、中国…

藤木 久志 『刀狩り -武器を封印した民衆-』(岩波新書 2005年8月19日 第一刷発行)

米国では頻繁に銃乱射事件が起こる。 そのニュースに接するたびに、国民が銃を持たない日本で良かった、と思う。 そして、そのたびに「武器を人民から取り上げた秀吉はエライ」となんとなく思っていた。 武器のない日本の基礎を作ったのは秀吉、というイメー…