結論から言うと、期待した内容ではなかった。途中で読むのをやめた。
タイトルを見て、大学や大学院を卒業しても、その後の仕事につながらないという社会的ミスマッチをを考察・分析した本かと思って手に取った。
自分自身もかつて、一応大学を出たものの、アルバイト含め、職を転々とした過去があるがある。それゆえ、この問題は他人事とは思えず、興味をもった次第。
しかし、実際の内容は、高学歴でありつつも、犯罪に走ったり、問題行動を起こしたりした人々の、個々の事例のルポだ。
事例として、極端すぎるケースばかり。
ネット空間にあふれる、怪しげなで大げさなエピソードと大差ない。
そんな話が延々と続くのみ。本当にもう、それだけ。
しばらく読み進んだのち、得るものはないと思い、放り出した。
今のところ、本年読んだ本のワーストだ。
(336文字 実にしょうもない本であった。)
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