500字でまとめよ!

最近読んだ本を500文字以内にざっくり、バッサリまとめてみました。

三戸 政和 著 『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門』(講談社プラスアルファ新書 2018年4月19日 第1刷発行)

 世の中には、後継者がいないなどの理由で、業績は悪くないのに廃業する小企業が意外なほど多い。

 

小企業の多くはIT化に乗り遅れ、効率的な運営ができていないから、その経営権を買い取り、効率化を施せば業績アップまちがいなし。

 

今や経営権はネット上で売買される時代。数百万で買える会社も少なくない。

 

ポテンシャルのありそうな会社をみつけて、ぜひゲット!社長におさまってしまおう!というのが本書の主な内容。

 

・・話としては、面白い。そして、紹介される方法論はわかりやすく、具体的だ。

 

しかし、フツーの人が、この本を読んで「自分でもできそう」と、いきなり本気になってはいけないかな、とも思う。

 

本書でも言及されているが、やはり事業に対する熱意が必要だし、経営スキル、ある程度の資金力も必用

 

まあ、私には全く縁がなさそうだ。

 

ただ、企業M&Aが零細企業の分野まで進み、パブリックに売買可能となっている時代の変化を知ることができて、非常に興味深く読めた。

 

タイトルだけ見ると「イージーな金儲け本か?」と思ってしまうが、決して安易な内容の本ではないことを、最後におことわりしておこう。

 

(474文字)