500字でまとめよ!

最近読んだ本を500文字以内にざっくり、バッサリまとめてみました。

大前 研一 著 『日本の論点 2019~20』(株式会社プレジデント社 2018年11月30日 第一刷発行)

毎年年末に出版される、「シリーズ大前本」。

 

1章1テーマで、様々なテーマが論じられているが、なにせ大前本なので、論旨のパターンが決まっている。

 

世界からヒト・モノ・カネを呼び込め。そのために知恵を絞れ・・大前節は依然、健在だ。

 

「このままでは日本経済は新興国に抜かれてダメになる、ITや英語に強い人材を育て、もっと国際化せよ」との主張も定番だが、ただでさえ人口絶賛減少中の日本、海外に出ていける人材が増えると、この国に若い人はいなくなりそう(笑)。

 

尚、個人的に印象に残ったのは「スマホ経済が需要不足に拍車をかける」の項。

 

これまで販売しづらかったモノ・サービスを、細かな需要とマッチさせるシェリング系アプリは、従来の需給モデルを確実に崩しつつある。

 

しかし従来型のエコノミストや政治家は、そのことを理解せず、相変わらずバラマキをして景気を浮揚させようとする。

 

行き場のないキャッシュは、マネー市場に向かい、実体経済との乖離を生む。乖離はいずれ弾けて修正されるので、今後株価クラッシュは何度も繰り返されると予言している。

 

なるほど。説得力ある

 

見方によれば、今後株式投資のチャンスが何度も訪れるってことだ

 

(494文字! 今回はもういいかな・・と思いつつも、やっぱり購入してしまった。)