500字でまとめよ!

最近読んだ本を500文字以内にざっくり、バッサリまとめてみました。

諸富 祥彦 『50代からは3年単位で生きなさい』(KAWADE夢新書 2021年11月30日 初版発行)

人生の下り坂を意識し始めるのが50歳。いつ終わりが来ても後悔無きよう、3年単位で目的と計画を定めて、充実して生きよう・・

 

本書の主題は上記の一文で表すことができる。

 

 

 

ダラダラ過ごすとあっという間に時間だけが過ぎ去る。さりとて大それた目標に今更挑むには無理がある。

 

そのため、目先3年間で、可能な範囲で「これだけはやっておきたい」目標を定める。運よく健康に3年間無事に過ごし、目標をこなせたら、再び3年単位の新たな目標を設定する。

 

どこかで寿命が尽きたとしても、それまでの3年間分の充実した人生に満足して人生を終えることができる。

 

・・このような内容の人生後半戦指南の書である。

 

 

 

かなりアクティブな人向けの内容といえる。

 

なにせ、著者の方は60近くになってからキックボクシングを始められたそうな。

 

バイタリティ、目標クリアの達成感を求める向きにはピッタリの生き方だろう。

 

 


しかし、大したことも成さず、歳食ってますますグータラ度を増すワタクシのような人間には、なかなかにハードルが高いなぁ・・

 

とはいえ、本書を読み、はじめて自分の人生の残り時間に思いをはせ、ハッとしたのも事実。

 

それだけでも、読んだ価値はあったというもの。

 

(499文字! アマノジャクな私は「逆に、目標や目的を捨て去り、無になって安らかに人生を終えるというのもありかも知れない」とも感じた。)