500字でまとめよ!

最近読んだ本を500文字以内にざっくり、バッサリまとめてみました。

岩田 健太郎 『新型コロナウイルスの真実』(ベスト新書 2020年4月20日 初版第1刷発行)

新型コロナウイルスについて知りたい。

 

しかし、書店で見かける本は「新型コロナの社会への影響」をテーマとしたものばかり。

 

感染症の専門家が一般向けに書いた本がほとんどない。そんな中、貴重な存在として本書を発見。

 

やはり著名な専門医による解説は、説得力が違う。

 

感情的に感染症を恐れるのではなく、正確な知識をもって行動することの重要性を本書は一貫して述べている。

 

また、新型コロナの正確な情報を得るにあたり、厚生労働省のサイトを推奨している。

 

ダイヤモンドプリンセス号の件があったので、著者を「アンチ権威タイプ」とみる向きのあるようだが、この点からも、そうではないことがわかる。

 

なお、本書では「普段の街歩きにマスクは不要」など、現在流布している行為に対し否定的な見解を述べている。

 

これを見て「ええっ?」となる人も多いと思う。

 

しかし(私も以前から厚労省の「新しい生活様式の実践例」等のWEBページを参照しているが)厚労省は「外出時はずっとマスクしなさい」とは全く言っていない。

 

いずれにせよ、自分の行為を決めるのは自分。信頼できる情報を集め、自分で判断すべきだろう。

 

ワイドショー的な報道番組に振り回されてはいけない。


(!498文字。最近になり、ようやく他の専門医による著作もパラパラでてきているので、ぜひそちらも読んでみたい。)