500字でまとめよ!

最近読んだ本を500文字以内にざっくり、バッサリまとめてみました。

ひきたよしあき 著 『 5日間で言葉が 「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本』(大和出版 2019年4月30日 初版発行)

大手広告代理店の博報堂スピーチライターによる、話し方ノウハウ本。

 

以前取り上げた、同じく博報堂のコピーライター中村圭『説明は速さで決まる』が良かったので、書店棚で隣に並べられていた本書も後日購入。

 

同じ博報堂でも(?)上達法は全く違う。

 

『速さで決まる』が方法論だとすれば、本書はトレーニング系だ。

 

悩める新人ビジネスマンが主役のストーリー仕立てで、5ステップの速成トレーニングが紹介される。

 

たとえば、第1ステップの最初の課題が「30秒で、図形の名前を、10個声に出して言う」。

 

そして、ステップが進むにつれて、課題がどんどん複雑になってくる。

 

う~ん、なんかめんどくさいなあ・・というのが、正直な私の感想。

 

前述の『速さで決まる』はメソッドなので、即効性があった。すぐできる。そして効果も感じられた(←個人の感想です)。

 

仕事等である程度ハイレベルな話し方、説明力・提案力等が要求されるのであれば本書が有効かもしれない。

 

しかし、そこまで困ってなければ『速さで決まる』で十分かなあ(←個人の感想です)。

 

ただ、ステップ・バイ・ステップなトレーニング好きなら、本書はピッタリはまるかもしれない。

 

(487文字! それにしても会話力系の本て多いよね。それだけ私のような口ベタ・話ベタ系人間が多いってことだろうけど。)