書店で本書のタイトルが目に留まり、「投資の参考になりそうだ」と思い、詳細確認せぬまま手に取りレジへ。
その後、読み始めて気づいた。
以前このブログでも取り上げた『2025年を制覇する破壊的企業』と著者が同一であることに。
うかつであった。出版社が異なるとはいえ、タイトルが似ているので、気づくべきであった。
読み進めると、やはり強烈にGAFA推し、テスラ推し。とにかく米国のIT先進企業が大好きなのだ、この著者は。
それはいいのだ。GAFAがすごいのは以前の本で読んだ。こっちが知りたいのは、タイトルにある通り、今後有望な日本企業なのだ。
しかし、本書ではGAFAの先進性を賞賛し、その流れに絡むことができる日本企業をチョロチョロと紹介するような印象だ。
GAFAがいかにすごいとはいえ、この世の経済・産業をすべて牛耳っているわけでもなかろう。
ITやハイテク関係ないところで独自性を発揮している企業や、オンリーワン技術で新たなマーケットを開拓している会社等、いくらでもあるはずだ。そういう知識を求めて本書を買ったのだが・・
いや、でもこれは、当方の間違いだな。
聞く相手を間違えていた。著者を確認して買うべきであった。
(500文字 ま、読書を続けていると、こういうこともある)