日常生活で、怒りを抑えることができればいいな、と思う。
自分をコントロールする。
例えば、海外の映画で、カァーッとするようなことを言われても、自分を抑え、ヒョイと肩をすくめて
"Hm・・OK"
(「(賛同はしないが)アンタの言いたいことはわかった」というニュアンス。)
なんてことを言って受け流すシーンが見られたりするが、カッコいいな、と思う。
でも、実際には難しいよね。
そこで、書店でこの本を見つけた時には、すぐさま購入した。
しかし本書で紹介されるテクは・・「頭に血が上った時に、別のことを思い浮かべる」というのが基本になっている。
数を数えたり、決めておいた言葉を頭の中で繰り返したり・・と、そんな類の技術が次々と出てくる。
でもねえ、いざというとき、それができる人というのは、元々カッとしない人じゃないかなあ。
そもそも、何か言われて「100、99、98・・(数を逆に数えるテク)」とやっていると、要らぬ追撃を食らう可能性もある。
読み進めても、同じような内容が続くので、途中で本を放り出してしまった。
こういう気の短い人には、本書で紹介されているような「アンガーマネジメント」はそもそも向いていないってことかナ。
(500文字! 単に私の期待した内容と違っていたというだけで、本書が役に立つ人もいると思う。)