500字でまとめよ!

最近読んだ本を500文字以内にざっくり、バッサリまとめてみました。

中村 圭 著 『説明は速さで決まる 一瞬で理解される「伝え方」の技術』(きずな出版 2019年6月1日 第1刷発行)

話ベタを気にして、話術の本を読んでも、細かなハウツーの羅列にうんざり。

 

あるいは「心を込めて話せば、きっと伝わる」的な内容でがっかり・・そんな経験はないだろうか?

 

ならば、本書をおためしあれ。

 

 

「ポイントが3つあります」

 

この定番の話術ですら、著者は「長い」と評する。

 

忙しい相手に、3つも話を聞いてもらえると思うな、というわけだ。

 

この考え方はスバラシイ。

 

私のような口ベタの場合、3点も話しているうちに、要点がボケてくる。

 

ならば、もっと短く。

 

そんなことできるのか?

 

できる、と著者は言う。

 

コピーライティングの技術を使えば、話の要点を簡潔にまとめることができるという。

 

半信半疑で購入してみたが、これは使える、そう思った。

 

ざっくりまとめれば、本書で紹介される技術は

 

1.箇条書き

2.取捨選択

3.やや応用編として、有効な言葉の用い方

 

といったところだ。

 

字面で見るとありきたりだが、一見単純な中に「技術」は潜んでいる。

 

その技術を、わかりやすい語り口で、具体的に説明されると「これなら自分にもできそう」と思ってしまう。

 

サクサク1時間ほどで読めてしまうが、その間に読者(私)の心を動かしてしまっている。

 

そこに強い説得力を感じた。

 

(500文字! ・・長いな。)