500字でまとめよ!

最近読んだ本を500文字以内にざっくり、バッサリまとめてみました。

高石 鉄雄 『自転車に乗る前に読む本』(講談社ブルーバックス 2023年10月20日 第1刷発行)

スマホニュースで紹介記事を見かけ、購入。

 

タイトルに「自転車に乗る前に」とあるが、自分はロードバイクに乗り始めて既に5年以上。自分なりに効果的な漕ぎ方を漠然と追い求めてはいた。しかし科学的メカニズムにまで深く興味を持つことはなかった。

 

レース志向者向けには科学的アプローチのトレーニング本が多数出版されている。しかし、ゆる乗り者の自分にとって、そういうのは縁遠いと思っていた。

 

ことろが本書はレーサー向けではなく、普段乗り・ゆる乗り者向けで、健康づくりに主眼を置いた、効果的な自転車の乗り方・漕ぎ方をデータから追及した内容となっている。

 

どの程度漕げば、効果的な運動強度になるのか、生理学的な根拠も併せて解説。

 

また漕ぐ程度の強さが、数値だけでなく、感覚的なキツさでも示されており、参考になった。

 

なお本書終盤では、蔵内脂肪蓄積によるメタボが、いかに体にダメージを与えるか説明があり「その解消のために自転車がおすすめ」という論が展開される。

 

メタボ気味の自分にとっては、意外と深刻なメタボのダメージのほうが気になり、怖くなった。

 

今後も自転車で運動不足解消しよう、その前に、太らないよう気を付けよう。そう強く感じた。

 

(500文字!ちなみに、著者は自転車には乗らないらしいw )

 

自転車に乗る前に読む本 生理学データで読み解く「身体と自転車の科学」 (ブルーバックス)

新品価格
¥1,100から
(2024/2/4 20:31時点)